アメ車マニア


ラストハウス・オン・デッド・エンド・ストリート (原題:LAST HOUSE ON DEAD END STREET)

1973年アメリカ映画


伝説のグラインドハウス系バイオレンススプラッター。
昔から噂には聞いていましたが、ここでDVD化されたのを機にようやく見れました。
でも噂に違わず、見たことを後悔するほどの不愉快さ。

ポルノ映画製作現場を舞台に、刺激的な映像を求める映画スタッフたちは、暴力の虜になってゆく。
カメラの前に縛り付けた人間を解体するというスナッフ映画製作に走る。


そして似たような流れを持った映画に「スナッフ」がありますが、あれなんかこの作品の足元にも及ばないです。
この作品の持つパワー、映像のグロさ、全体から醸し出されるえげつなさは、他の作品では味わったことのないもの。
今の感覚からすれば特殊効果は安っぽいものですが、逆にそのチープさが何ともいえないえげつなさを醸し出しています。
本物の持つ魅力は、タランティーノのフェイク版グラインドハウスも到底敵わないです。

ちなみにこの人体損壊シーンは、日本製スプラッター「ギニーピッグ2」への影響を感じます。
「ラストハウス・オン・デッド・エンド・ストリート」をリアルに作ると「ギニーピッグ2」って感じがしませんか?


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