アメ車マニア


ペットセメタリー (原題: PET SEMATARY)

1989年アメリカ映画


スティーブン・キングの小説を、女流監督メアリー・ランバートが撮った非常に悲しいホラー。
脚本はキング自身が担当。

新しい家に引っ越してきた夫婦と幼い娘と息子。
越してきてすぐ、家の前の道路を往来する大型トラックに飼い猫がはねられて死んでしまう。
自宅のそばで見つけたペット専用墓地に飼い猫を埋葬すると、しばらくして生き返り家に戻ってきた。
しかし凶暴な性格となり、以前とは様子が違うことに気付く父親。
そして数日後、今度は幼い息子ゲイジがトラックにはねられてこの世を去ってしまう。
悲嘆する父親は、息子の遺体をペットの墓地に埋葬する。
しかしそれがさらなる悲劇を呼ぶことになる。。。

ゲイジ、かわいすぎるし、かわいそうすぎる。パパが埋めちゃう気持ちもよく分かります。
たとえ昔のゲイジと違うと分かっていても、あんなわかいい子に抵抗できないわ。
映画史上最もかわいい殺人者ですね。

「ペットセメタリー」の上手いところは、恐怖と悲しみを上手く融合させている点。
この繊細さは女流監督だからこそなんでしょうか。
救いが無さ過ぎて見るたびに凹みますねぇ。
でもまた見ちゃうんですが。



<クリスティーン> <リストへ戻る> <シークレットウインドウ>