研究所で飼育されていたチンパンジーが動物愛護団体により持ち出され、外に放されてしまう。
しかしそのチンパンジーはレイジウイルスと呼ばれる細菌に感染していた…。
それから28日後、ロンドンの病院で一人、バイク事故による長い昏睡から目覚めた男。
しかし病院内に人の気配は無い。
病院から外へ出ると街中にはゴミが散乱しておりゴーストタウンのようになっている。
ふと見つけた教会に入ると、凶暴化した人間が襲い掛かってきた。。。
レイジウイルスに感染した人間は凶暴化して健常者に襲い掛かるのですが、その姿はまるでゾンビのよう。
おまけに足が速い。
「バタリアン」のゾンビも走ってましたが、足の速さで言ったらレイジウイルス感染者達の勝ち。
怖すぎます。。。
個人的にヨーロッパ映画特有のゆったりした感じが苦手なんですが、イギリス映画でありながらこの「28日後…」にはそんな印象は皆無。
さすが「トレインスポッティング」「スラムドッグ・ミリオネア」のダニーボイル監督。
最初からグイグイ引き込まれてしまいました。
とはいえ、やはりアメリカ映画にはない湿っぽさがあり、それが独特の重苦しさと終末感をを生み出しています。