アメ車マニア


フロム・ダスク・ティル・ドーン3 (原題:FROM DUSK TILL DAWN 3:THE HANGMAN'S DAUGHTER)

2000年アメリカ映画


現代を舞台にした1作目、2作目とは打って変わり、3作目では西部開拓時代が舞台。昔のティティ・ツイスターで繰り広げられる惨劇と、1作目でサルマ・ハエックが演じた地獄のサンタニコ誕生秘話を描く。

街中に設置された処刑台から辛くも逃亡した死刑囚と、厳格な死刑執行人を父親に持つ娘エスメラルダは、共に馬にまたがり荒野へと逃げ込む。
死刑囚と娘に逃 げられた死刑執行人は追跡隊を組織して二人を追い始めた。
その騒動を横目に、作家アンブローズ・ビアスはひと組の夫婦と共に馬車に同乗して荒野の旅へと出発した。
荒野の真ん中を進んでいくと、冒頭の死刑囚をリーダーとする強盗団が現れ、馬車を襲う。
しかし金目の物が無いと知ると強盗団一味は立ち去っていく。
殺されずに済んだ一行は、砂漠の中にある宿場ティティ・ツイスターへ宿泊する事にする。そこに強盗団も現れ…

2作目と同様、本国では劇場公開されずにビデオ発売のみされた作品ですが、2作目よりも捻りが利いてて面白いです。
とは言っても低予算なのは目に見えてしまうので、1作目ほどの派手さはありません。
でも特殊メイクはKNBエフェクツに担当させるなど、予算のかけ方は心得てますね~。

また登場する俳優さんはなかなか豪華です。
ティティ・ツイスターの女主人は何と「蜘蛛女のキス」のソニア・ブラガです。
死刑執行人役は「スターウォーズ」のジャン ゴ・フェット役のテムエラ・モリソンに、「スクリーム」などホラー映画ではお馴染みのレベッカ・ゲイハート。
アンブローズ・ビアス役はタラン ティーノ、ロドリゲス映画の常連マイケル・パークス。今回は珍しくアール・マックグロウ役じゃありません(笑)
そしてお約束のダニー・トレホも出ています。

現代から過去へ舞台を移したのは正解ですね。
また現代を舞台にしてしまうとどうしても1作目と比べられてしまいますから。
いっその事さらに遡ってティティ・ツイスター誕生秘話なんかを4作目でやってくれないかなあ。

   


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