トム・ホランド監督の吸血鬼物。
私が勝手に抱いていた「吸血鬼＝ドラキュラ」という概念を破壊してくれた作品です。
高校生の家の隣家に、怪しいグループが引っ越してくる。
奇妙な出来事の連続に「吸血鬼だ」と気付いた高校生は、テレビのホラー映画解説者で、ヴァンパイアハンターを名乗る老人に助けを求める。
しかしそれはテレビの中だけのキャラクター。
実際には吸血鬼など信じない老人は、しつこく迫る高校生を諦めさせるために隣人が吸血鬼ではないことを証明しようと隣家へ赴く。
しかしそこで、鏡に姿が映らない隣人と対面することになる。。。
コメディタッチの軽いのりながらもよくできたヴァンパイア物です。
ヘタレなヴァンパイアハンターに「ヘルハウス」で超常現象と戦ったロディ・マクドウォールという配役が、ホラーファンはクスリとさせられてしまうところですね。
ヴァンパイア役のクリス・サランドンも格好良いです。
あと主人公の彼女役、かわいいアマンダ・ピアーズが変身してしまう口裂け女のような女ヴァンパイアのメイクもすごいです。
こういう質の良いホラー映画に最近あまり出会えていないのが寂しいです。
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